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脱水のときに経口補水液と点滴ってどっちがいいの?

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脱水のときに経口補水液と点滴ってどっちがいいの?

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脱水のときに経口補水液と点滴ってどっちがいいの?

こんにちは! tamakiです:)

ここ最近は涼しくなってきましたね。 いよいよ秋って感じですね。

今年の夏はコロナの影響もあって、外出する機会が例年よりも減って、熱中症になるお子さんの数も少なくなったように感じました。

ファストドクターとして往診している時に"嘔吐・下痢"で要請がかかりました。

 


 

4歳の女の子で、昨日の夜からの嘔吐・下痢が頻回にあるとのことでした。

診察してみると、顔色は悪くない。 血圧の低下や頻脈なし。

末梢循環も良さそう。 口の中も乾いていないし、おしっこも出ているとのことでした。

"これなら脱水症による緊急性はなさそうだな"

特に生ものを食べたり、変なものを食べた心当たりはないそうです。

全身状態も良かったため、"胃腸炎"の可能性をお伝えし今日のところは経口補水液をお渡しして様子を診ることにしました。

するとお母さんから

「点滴は必要ないですか?」

 

との質問がきました。

下痢や嘔吐があるお子さんに対してお母さんから良く聞く質問です。

「今のところは重症となるような脱水症状はないので、点滴は必要ないでしょう。 経口補水液が飲めそうなので、今日はこれを飲ませてあげてください。これがいわゆる飲む点滴ってやつです。」

 

このようにお伝えしたところ

「先生、経口補水液と点滴ってどっちがいいんですか?」

 

こういう質問がきました。 とても良い質問ですね!

結論から言いましょう。

 

 

 

 

脱水の改善効果としては"ほぼ同等"です。

 

 

 

 

 

むしろ、経口補水液の方が、胃腸炎症状をより早く良くしたり点滴するよりも早く脱水症状が改善が早かったり体重増加が認められたり点滴による合併症(静脈炎)のリスクがなかったりとメリットが多いイメージです。

ただし、口から飲めることが条件です!当たり前ですね。

よく勘違いされやすい内容として、点滴には身体に良い栄養分が入っていると思われている方が多いと思います。

実際のところ、点滴の内容は"薄い塩水"といった表現が良いでしょう。

中には少しばかり糖分が入っていたりもしますが、基本的には特別な栄養素は入っていません。

また子供の場合、血管が細いため点滴をするための針を刺すといった行為がとても難しいです。そして何より"痛い"んです。

口から水分が補えるなら、あえて痛い思いをしなくても良いでしょう。

皆さんもこまめに水分摂取を心がけてくださいね!

 

 

 

では、また:)