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小児の喘息 / 長期管理薬の使い方を徹底解説!

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小児の喘息 / 長期管理薬の使い方を徹底解説!

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小児の喘息 / 長期管理薬の使い方を徹底解説!

こんにちは! tamakiです:)

小児喘息のまとめ第2章になります。

図解を作るのにかなり苦労しましたが、上手くまとめられたかなと思います!

治療は長期管理と発作時の管理の2部構成で行こうと思います!

第一部 ~長期治療の管理~

喘息の治療薬 ~長期管理編~
・ ステロイド
・ β2刺激薬
・ ロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)
・ なんで”β2”なの?
長期管理治療のSTEP
・ STEPに応じた長期管理の治療
・ 治療薬一覧
・ 吸入薬・内服薬一覧まとめ
治療STEPの下げ方、上げ方

 

第二部 ~急性増悪(発作)の管理~

発作時の治療薬一覧
発作時の対応
自宅で発作が起こったら
・ 病院に受診するタイミング
病院での対応
・入院が必要と判断されるまで
・ステロイド治療
入院中の管理
・イソプロテレノール持続吸入療法
退院後の管理

 


 

小児喘息はなぜ治療しなければならないのでしょうか。

第一章でも言いましたが、喘息治療をしないと、気管支に「リモデリング」が起きてしまい、気道内腔がずっと狭いままになってしまいます。

リモデリングについてはこちら↓

喘息治療は発作が起こってしまった急性期の対応と、発作が起こらないように日頃から予防的に行う長期管理の2つに分けることができます。

 


 

喘息の治療薬 ~長期管理編~

喘息の治療にとして用いられる薬は主に3種類のものがあります。

ステロイドの全身投与(長期管理(+急性増悪時))
・ 吸入:プレドニン
・ 点滴:ハイドロコートン、プレドニンetc
・ 内服 :プレドニン
β(2)刺激薬(主に急性増悪時)
・ 貼付剤:ツロブテロール(ホクナリンテープ)
・吸入 :ベネトリン、アスプールetc
・内服 :ホクナリン、ベネトリンetc
LTRA内服(長期管理)
・内服:オノン、キプレス

 

ステロイドの全身投与

気道炎症を強力的に抑制
副作用:
・ 咽頭刺激感、咳嗽、嗄声、口腔カンジダ症。低身長。
・ 200μg/日の使用であれば副作用は稀。
・ 身長は1年使用して0.48cm抑制。成人まで使用して1.2cm程度。
* 使用後はうがいが大切。

β(2)刺激薬

気管支拡張作用
副作用:振戦、動悸、頻脈(2週間以内の使用では認められない)

LTRA内服(ロイコトリエン受容体拮抗薬)

気管支拡張作用、気道炎症抑制作用
副作用:発疹、下痢・腹痛、肝機能障害(稀)

上記の薬を上手く組み合わせたりして治療を行っていきます。

なぜ”β2"なの?

β2刺激薬ですが、なぜ”β2”でなくてはならないのかというとアドレナリン受容体にはサブタイプがいくつかあり、それぞれ作用効果が違うからです!

気管支を広げる作用があるアドレナリン受容体はβ2だけなのです!

βの種類をわけないで刺激してしまうと、心臓を興奮させてしまったりするため、余計な負担を強いることになってしまいます。

それぞれの受容体の主な効果を下に図解してみました!

長期管理治療のSTEP

長期管理治療とは発作が起こらないように予防的に行う治療でしたね。

重症度に応じて治療ステップが1-4まで変化します!

重症度についてはコチラ↓

STEPに応じた長期管理の治療

長期管理の治療ステップは5歳以下の場合6-15歳の場合とで違ってきます!下に図解しました!

 

 

治療薬一覧

治療薬として様々な略語が出てきて、頭の整理が追いつかなくなってきましたね笑

長期管理に用いられる吸入薬や内服薬について一つずつまとめみました!

吸入薬・内服薬一覧まとめ

 


 

治療STEPの下げ方、上げ方

最後に長期管理のステップの上げ方についてです。

長期管理によって発作のコントロールが良好であれば、ステップを下げていきます。

逆にコントロールが不良であったときはステップを上げることになるわけですが、なにを持ってコントロール良好・不良を判断するのか解説していきます。

まずコントロール良好な状態とは下記のような状態です。

 

上記のようなコントロール「良好」な状態が"3ヶ月以上維持"できたらステップダウンを検討します!

逆にコントロールが不良であればステップを上げることになります。

発作により入院を要した場合にはステップを2段階あげて管理します。

 


 

今回は長期治療薬についてまとめてました。

今回の記事はちょくちょくと内容のアップデートをしていきたいと思います!

では、また:)