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新生児 ~手術前に予防接種はできない?~

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新生児 ~手術前に予防接種はできない?~

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新生児 ~手術前に予防接種はできない?~

こんにちは! tamakiです:)

今回はいつもと違った、雑記になります。

近々、予防接種についてまとめた記事を投稿しようと思っています。

そこで、記事を書いている時にNICUに務めていた時の懐かしい記憶が蘇ったもので雑記として投稿しようと思いました。

 


 

僕が前に務めていた病院のNICUでこんなことがありました。

800gで生まれた超低出生体重児の赤ちゃんが未熟児網膜症になるかならないかの瀬戸際でした。

入院中、週に1回のペースで眼科の先生に診てもらっていましたが、13回目の眼底検査(実に3ヶ月)の結果、眼科の先生からやっと退院の許可がおりました。

しかし、まだ絶対に大丈夫とは言えず、退院後も眼科の通院が必要になりました。

入院期間も約3ヶ月と長かったため、僕は退院前に予防接種を行おうとしました。

すると、その時の上級医から「未熟児網膜症でレーザー治療になるかも知れない子に予防接種をするな!」と怒られました。

 

正直、信じられなかったですね。

その上級医は、年配の、いわゆる病棟の”ドン”って感じの方でした。

子供・・・特に未熟児として生まれた子にとって予防接種がいかに大切か。

全ての医師はあらゆる医療行為の中でも予防医学を蔑ろにするべきではないと僕は思います。

 

予防に勝る治療はありません。

 

現に、コロナの影響で手指衛生の認識が高まったり、保育園や幼稚園の休園による影響でこの時期に流行するRSV感染症は今年かなり数が少なくなっていています。


日経メディカル「RSウイルス感染症、流行の兆し見えず」より

人や物と接触するということはそれだけ感染のリスクが高まるわけですね。

 


 

 

その後、その赤ちゃんはどうなったか。

僕が全力で予防接種についての文献等を集めて、エビデンスの力で上級医をねじ伏せました笑

結論からいうと、不活化ワクチンと生ワクチンそれぞれ期間は違いますが、ある程度の間隔を開ければ予防接種は受けることができます。

 

赤ちゃんは無事、予防接種を受けてママとパパと共に退院していきました。

800gしかなかった体重も2500gとなり、とても大きくなっていました。

赤ちゃんの成長は早く、元気になっていく姿を診ると医者としてのやりがいを感じますね。

 

 

今頃、どうしているのかな。

 

 

では、また:)

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